2010/12/11〜12 【 香楠荘 1泊2日】    
 第152回

金剛山忘年登山忘年

 (奈良県)
     
 毎年、清水寺で発表される今年の漢字は「暑」。それ以外にもいろいろな漢字が候補に上がっていたが我々アウトドアー派にとって「暑」は特にうなずける文字である。夏のハイキングは本当に暑かった。みんなで汗だくになりながら山道を登ったことがつい昨日のように思い出される。
 
さて季節は変わり12月。関西ハイキングサークル本年最後のイベントは恒例「金剛山忘年登山」。故あって私は皆さんと一緒に登ることができず、単独で難波を昼過ぎに出発、河内長野からバス、ロープウエーを乗り継いで宿所到着は午後3時。数日前には金剛山で雪が降ったと聞いていたので昨年の忘年登山同様の雪化粧された山景色を期待して来たのだが残念ながら一片のかけらも見ることが出来なかった。

宿泊施設の香楠荘にチェックインして受付の人に尋ねると本隊の皆さんはフロントに荷物を預けて周辺を散策中とのこと。
ロビーで何もせずに待つのも不本意なので部屋の鍵をもらい旅装を解き、一番風呂に入らせて頂く。
冷えた身体に熱いお湯が心地よくしみる。大阪府で一番高い山の上にいながら立派なお風呂に入れるとはなんとも贅沢で嬉しい。浴槽に使用されている檜材は樹齢2000年以上の神木と言われるもので、何年たっても黒ずみしないそうである。

身体がぽかぽか温まったころに本隊の皆様が散策から宿に戻って来られたようだ。先月はハイキングがなかったので二か月ぶりに見る懐かしい面々と旧交を温めあう。夕食は食堂に集まり皆一緒に和気あいあいと楽しく語り合いながらご馳走になる。
メニューは季節の山菜尽くしで美味この上なし。夕食後は全員一室に集まり「お楽しみ会」だ。一人ひとり改めて自己紹介しあってから愉快な雑談が深夜まで続く。いつも思うのは、ハイキングを純粋にできることも良いことだがそれ以上にこのような楽しい雑談を交し合う機会があるのがサークル活動に参加して良かったなと思うことである。
 
翌日の朝6時に桶田さん、川根さん、家永さん、そして私の有志4人が集まり真っ暗闇の中をヘッドランプ装着姿で山頂へと目指す。さすがに早朝の寒さは厳しいが坂道をやや早足で登るとすぐに身体が温まってくる。登っているうちに空が薄明るくなって来てのご来光を迎える。川根さんは相変わらずマイペースで写真撮影に夢中になっている。

山頂では修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた転法輪寺を訪ね、それから葛木神社等を巡り今回のハイキングを全員無事故で楽しく過ごせていることを神仏に合掌して感謝。展望台設置の温度計を見て外気温0度であるこに気がつく。

地面の水たまりもよく見れば凍りついている。厳しくもあり爽快な早朝ハイキングであった。香楠荘には朝食時間ぎりぎりに帰着、
少しの時間を惜しんで朝風呂に飛び込み暖を取る。朝食も山菜中心で美味しいご馳走でした。食後は宿所前で全員幸せな顔を並べて集合写真撮影、そして徒歩下山組と私を含むロープウエー下山組とに分かれて帰途に就く。

サークル代表の桶田様そして会員ご一同様、今年一年お疲れ様でした。来たる2011年は皆様
にとってご多幸の年でありますことを願い合掌。                                                                          (記 上垣恵信)

     
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
   
       
       
        
       
       
     
       
       
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