北八ヶ岳・縞枯山・雨池
 2011/03/12〜13    
     
       
撮影・川根一雄
             北八ヶ岳
3月12日(土)〜13日(日)26名で大阪7時北八ヶ岳に向かって出発、私は久しぶりの参加です。桶田さんの笑顔に迎えられ
又お菓子や飲み物を頂き嬉しかったです。途中で昼食を食べて2時間程走り、ピラタス蓼科ロープウエイに着いた。
そしてロープウエイ 7分乗り、降りたら素晴らしい北八ヶ岳の雪景色が迎えてくれました。ここからは積雪すごくあったが雪は

フカフカ・サラサラでアイゼン  付けず20分歩いて縞枯山荘へ、山荘が見えた時合掌造りの私好みでヤッタ〜 と叫んだ。
夕食6時まで時間あるので全員荷物置きアイゼン付けて麦草峠方面へ散策。雪景色最高、カメラ パシャ・パシャ・・・二日目の
スケジュウルの説明、 Aコース坪庭〜北横山、Bコース雨池、私はBコース。 夕食後自己紹介 楽しい 時間 その後月明かり
に誘われて満天の星空を友と一緒に感動しました。

 二日目天候は晴天、スノーシューは初体験 Bコース雨池目指し出発、リーダは 桶田さん 40分程進むと針葉樹の綿帽子と
マシュマロのような純白の雪、感動を 味わっていると急な下り坂 スノーシューで何度も何度も尻もちつき苦戦した。
起き上がる力も無くなりそのまま ず〜〜とお尻すべり楽しかった。雨ズボンでよかった。 
平地になって急いで雨池へ、皆さん待っててくれて、雨池バックに記念撮影、雨池は全面雪で幻想的な風景でした。
昼食は豪華でびっくり、お風呂、露天風呂と入湯しました。数年前夏山で来たが、又雪山も良いです。満足度は最高!! 感動!! 感謝!!                                                                                                    記  河内 都
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クリッブ 
         八ヶ岳の冬は、ひときわ魅力的。凛(りん)として澄んだ空気の中に広がる静寂な世界。
新鮮な感動と興奮が我々を待ってくれていた。雪に覆われたアルプスの峰々は雄大で、銀世界の中にたたずむ森や池沼は神秘的なまでに美しい景色を見せてくれる。きらきらと輝く樹氷、雪原に残る小動物の足跡。夜空に光り輝く無数の星空に心を躍らせる。
山小屋泊まりだからこそ出会える最高の時間があった。

 行程一日目は「ピラタス蓼科ロープウエー」で山頂駅まで登りそこから徒歩で縞枯山荘へ。チェックイン手続きを終えた後の自由時間を利用して縞枯山(2403M)へ向かう。かなりの急傾斜のうえ雪深なのでスノーシューかカンジキを装着していなければ歩行困難な場所が数か所あるため一部の人達は途中で引き返す。山頂の展望場所からはアルプスの山々の眺望が素晴らしい。
全員しばし時の経つのを忘れる。

久保田先生が眼下を指し示して「縞枯山」の名前の由来を説明してくれる。
見下ろせば確かに山の色合いが、部分的に枯れ木が連なっているため幾重もの縞模様を作り上げている。亜高山帯針葉樹林が
帯状に枯れてその縞枯れの帯が山頂に向かって長い年月をかけ移動して行く「縞枯れ現象」というものが起こっているそうだ。

帰り道は急傾斜の坂道のため滑り落ちそうで難しかったが回りの人達から踵で着地するようにして下るテクニックを教えてもらうと
今までの苦労が嘘のように楽になった。親切なご指導に感謝感謝!!背後は断続的に起こる某女子隊員達の黄色い叫び声で
騒がしい。 後で聞けば尻餅をつき続けて、結果的にはほとんどの行程を尻滑り状態で下って来たとの由。お疲れ様でした(笑)。 

その夜は山荘の親切な従業員さん達にお世話をしてもらいながら美味しい夕食を頂く。これ位高い山になると気圧の関係で
沸騰点が低いから普通の釜ではうまく炊けないので圧力釜を使っているそうだ。食後は掘り炬燵に集まって恒例の自己紹介、
そして楽しいおしゃべりタイム!と言っても私は手話が下手なので、もっぱら聞き取り練習に徹するのみ。その後は某隊員が持ち
込んだお酒を回し飲みしてくつろぐ。おかげさまで身体が温まり暖房なしの寝床にもかかわらず朝までひたすら熟睡。朝方にわずかな地震があったらしいがまったく気が付かずに白河夜船。
 
二日目は早朝六時半出発で北横岳(2480M)へ。横岳を目指す部隊は11人編成で隊長は久保田先生。途中には数ヶ所雪深い急傾斜があるものの各自スノーシューやカンジキを装着しているので全員登頂成功。
頂上は平地になっていて360度の大パノラマが一望できる。氷点下の気温で風当たりも強く厳しい寒さであるのだが南アルプス、
中央アプス、北アルプスの峰々を眺める爽快感と達成感の方が遥かに勝る。帰り道の途中で北横岳ヒュッテから脇道に入り5分強歩くと「七つ池」に到着。水面は凍りつき、その上に雪が深く積もっているので、運動場のような状態になっている。

まだ誰も歩いていない無垢の新雪の上をみんな童心に戻って歩き回り楽しむ。白地の画用紙状態だった池の表面も2,3分後には足跡だらけとなり、点と線との幾何学模様。後から訪れる人々に対しては誠に申し訳なし。その後、再び下山を続け縞枯山荘に
帰着。別行動をしていた部隊と無事合流して帰阪の途に就く。大変楽しい2日間でありました。皆様お疲れ様。
 
最後になりましたが、この度の東北関東地方大震災で尊い命を失くされた方々のご冥福をお祈りして、合掌。         記 上垣恵信
まず、初日(12日)は縞枯山へ登りました。かなり寒かったけど頂上に立つと、景観は素晴らしかった。
翌日(13日)は、待望の山登りです。各自の希望により2コースに分かれました。
北横岳登頂を目指すAコース組、雨池へのBコース組です。スノーシューを履いて歩きました。今年は残雪が多く、お陰で次々現れる
「つらら」も見られて食べたいなーと大はしゃ ぎ。ようやく 北横岳山頂に到着しましたら、初日に続き、快晴でここにもパノラマ
アルプスの眺めに「すごい!綺麗だね」と大感激。「ヤッター」と一緒に登った人々が抱きあったり、握手したりして、喜びの顔が
現れました。そして感激を胸にしまい込んで、下山しました。怪我もなく無事に着いて何よりの幸せでした。
                                                                                                            記  綿木惣一郎