犬鳴山・高城山頂上
  2011/09/11                                                                       大阪府泉佐野市
  
       JR日根野駅                犬鳴温泉センターから送迎バスが・・・ 入浴グッズ等を置かして頂きました。
 西岡さんの掛け声で柔軟体操      樹齢百年超える巨木が真ん中にそびえている  不動尊ヘ続く門・犬鳴山参道
 まるで大阪の住吉大社に来ているみたい   深く澄んだ滝壺を持つ両界ノ滝               担当が元は一乗山たっだ、犬鳴山にしたのを説明している
   行者達が拝んでいる   犬鳴不動
七月と八月はハイキングがなかったのでひさしぶりの山登りとなりました。

犬鳴山は滝に次ぐ滝、、、、たくさんの滝を眺めながらの清涼感溢れるハイキングでした。暑い日の登山ではありましたが川のせせらぎがとても耳に優しくマイナスイオン効果いっぱいで心が癒(いや)されました。

山の名前が気になったので、由来を書物で調べると・・・「平安時代、この山で猟師が鹿を射ようとしたとき、連れていた犬が吠え出し、鹿が逃げてしまったので、猟師は怒って愛犬の首をはねてしまった。犬の首は切られながらも、大木の陰から猟師を狙っていた大蛇の頭に噛みつきともに息絶えた。

恩義を知った猟師が出家して愛犬の菩提を弔ったことから、山号を犬鳴山と称するようになったという。」ちょっと怖い話ですね、いわゆる義犬伝説です。どうりで、この山に住む人々は犬を大事にしているみたい。あちらこちらに多くの犬(ほとんど白犬)が飼われているのが目を引く。わが身を犠牲にして飼い主の命を救った義犬の話が親から子へ、子から孫へと現代にいたるまで伝えられ村人は犬を大事に飼っているのだろうか。

我々は山の途中にある七宝竜寺まで来たところで2つの班に別れました。一つは桶田会長をリーダーとして「普通の登り坂コース」、もう一つは久保田先生をリーダーとして「急坂コース」。

私は急坂コースの久保田班に参加させて頂く。行者の滝近くにある境内の石畳では山伏姿の男女が鉞(まさかり)や弓矢などを手にして勇壮な動きを見せる珍しい山岳密教の儀式を行なっていました。どこからともなく、ほら貝や太鼓の音が山全体を覆いこむようにして粛々(しゅくしゅく)と聞こえてきます。境内裏手から登山口に入る(9:30)。そこからは想像を絶する胸突き八丁の急坂が延々と続きました。鎖を握りしめながらよじ登るようになっている岩場がある。

これが犬鳴山の象徴で「鎖坂」(というよりは崖!)と呼ばれているらしい。ロープにつかまりながら登る急坂も多数あり、「蟻の門渡り」とか「西の覗き」と呼ばれる難所が有名らしいが私はどこがどれやらわからないうちに登ってしまっていた。

全員汗まみれのへとへと状態で山頂到着(11:25、標高649M)。そして昼食後はお決まりの集合写真撮影。みんなで苦労を共にして登頂を達成した喜びを各々の表情表現で記念の一コマに残す。桶田会長はいつものお約束で自動シャッター(今回から新型リモコンタイプ採用)のタイミング失敗をして全員の笑いを取ることを決して忘れない。

下山後は犬鳴温泉センターで入浴して身も心もすっきりしたところで楽しい懇親会。卓上にはお待ちかねの冷たいビールがたくさん用意されていて各自一本ずつ与えられ乾杯〜。(プハー!ウーン美味いっス!)これでやっと本当に生き返りました。桶田会長並びに運営スタッフの方々、愉快な一日をありがとうございました。参加者の皆さんお疲れ様でした。                                                   (記 上垣恵信)

 久保田班が登る  表行場のつらいガレ場を登る  つらいガレ場を登りきってほっと
 ここで桶田班と久保田班と出合う  高城山頂上  美味しい昼食
 帰りの五本松コースに説明、  結局桶田班の登ったコースを決める  村道に着く、これから七宝瀧寺本堂に戻る           
         行者ノ滝は水行の場  センターで入浴後ビールで疲れをとばしました。
 
みんなで記念写真、ろう者19名・聴者8名 
  
   戻る 関西ハイキングサークル