参加人数 31名 聾者14名 聴者17名 不参加3名 | ||
高野山駅 | Fさんが買った1年間フリー乗車券 | 朝はちよいど雨が降り、濃霧がかかっている。 |
趣味の音楽活動が忙しくなりハイキングから遠ざかっていた私であるが今回の目的地は世界遺産として有名で開創1200年を迎える高野山ということなので興味津々楽しく参加させていただく。 高野山は明治時代までは女人禁制で山内には女性が入ることは出来なかったため数カ所の参道に女人堂が設けられた。そして女人堂から女人堂へと山内の外側を山の峰々をたどって周回する道を「女人道」と呼ぶ。今日はこの女人道が御廟を取り巻く山上の聖地、摩尼山(まにさん1004m)、楊柳山(ようりゅうさん1008.6m)、転軸山(てんじくさん915m)の順番で三山を歩く。その昔女人道を辿った人々を偲びながら高野杉が密生する初秋の自然を満喫。 標高1,000m前後の山々だが登り口が800m位なので標高差は200m程度。 歩行距離は約9kmのハイキングだ。どの山も山頂部は木々に囲まれて眺望がなく観世音菩薩様のお堂がひっそりと祀られている。時間が12時を過ぎたので二つ目に登った楊柳山で食事休憩となる。いかにも密教の聖地にふさわしく視界が塞がれている山頂部ではあるものの弘法大師様の暖かい懐に抱かれているような安らぎを覚えながら全員仲良く昼食を摂る。食後は恒例の記念写真撮影タイム。皆さん美味しい弁当を食べた後の満足な顔で「ハイ、チーズ!」。 三山巡礼を無事に終えてから線香の臭い漂う奥の院を参拝。時間の余裕があったので金堂の南西に建つ六角経蔵(ろっかくきょうぞう〜お経を収めてある蔵)を訪ねる。六角形の建物の基礎部分には何本か握り棒が取り付けられていて、それを数人がかりで持って協力しながらお堂を回転させると「一切経(いっさいきょう)」という真言宗の経典を読んだのと同じ功徳が得られるらしい。何事につけても行動的でチャレンジ精神旺盛な関西ハイキングサークルなので元気良くチームに別れてやってみるが重いお堂を回すのはなかなかの重労働である。このおこないによりハイキングサークル全員が幸せを得ることを願う。皆様お疲れさまでございました。今日の素敵なハイキングを企画運営して下さった幹事の皆様ありがとうございました。(南無大師遍照金剛 合掌) 記 上垣恵信 |
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奥の院前バス停で降りると60パーセント雨降戸ニュースが。いつの間にか晴れてきた。寺の広場で挨拶と体操を済ませ、山へコール | ||
色んなきのこが生えてきたり・・・食べられないけどかわいいきのこが | ||
楊柳山の隠れた三角点を発見、大喜びで、手で触れる松本さん | ||
不思議?これをいつの間にか左側は若いグループ、右側は年の増えたグループに分かれて食事中 | ||
森田さんの今流行りの手作り弁当。 | ||
暑ーい高田さん御夫婦 | ||
やっと奥の院に着く。大きなお坊さん7つ各位ずつ、水をかけては 拝む 歩いて六角径蔵にある寺に向かう | ||
皆で取っ手を押して回った。押し手は思ったより、ぴくとも動かないのでぴっくり。思い切って力を入れるとやっと動ける。建物全体がまわるのがと思った。いいえ押し手たけ回るの | ||
一回しすればお経を一巻読んだと同じご利益が得られたので皆心がさっばり気持で大阪にかえりました。 | ||
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