小谷山494.5m
2012/02/12    
頂上に大嶽城跡 のある小谷山 
 河毛駅に着く。  新品スノーシュ―を履きいよいよ・・・  頂上を目指して(山崎丸コース)
ワカンなしアイゼンで積雪の上を歩くたびに  普段と違って深くで足が雪にハマって上げるのに 苦労したが、でも楽しいかった。
 

前日の天気予報、滋賀県北部は雪マークでした。どうなることやらと考えながら集合場所の大阪駅御堂筋南口改札前に午前6時50分に集合。遠方なのでいつもより早い集合時間です。

ハイク先が雪山のせいか、ちょっと少なめの参加者でした。大阪駅からJR北陸本線河毛駅まで約2時間の電車内でのおしゃべりも楽しいひとときです。高槻駅や京都駅、山科駅などからの参加者も合流して聾者が15名と聴者は少なく6名の総勢21名でのハイクになりました。

電車が進むにつれて雪も降りだし車窓から観る景色も米原辺りから、どんどん雪景色になってゆきます。車中では早々と雨具を着てスパッツを装着する人も、雪山ハイクは初体験で少し不安に()

河毛駅に降りるとすごい雪と辺りは昨夜から降り積もったのか、30センチ位の積雪です。シャトルバス組と徒歩組に分かれて出発地点の清水神社へ。そこで、不馴れな人は手伝ってもらいながらアイゼンやワカン、スノーシューを装備して、いざ出発!。そういえば…準備体操がなかったぞ??。新雪のためハイク先頭の数人がスノーシューでふかふかの雪を踏み固めて、その後ろをアイゼンの人がついて行くというかたちでの雪山ハイキングです。

聴者の参加が少ないためか、いつもハイク中に聞こえてくる「こないだあそこの店に買い物行ってん〜」「ほんま〜あそこの店安いやろ〜」「駐車場も広いしなあ〜」なんて会話も耳に入らない静かなハイクでした。「ジャツ!(靴音)ジャッ!ジャツ!ジャッ!ズボッ(雪に足が付け根まで沈む音)!」「きゃっ!(悲鳴)」が続きます。雪に足を沈められても転倒しないようにと、踏ん張りながらの山登り、すぐに汗だくです。

吹雪いてみたり粉雪だったりいろんな景色を鑑賞しながら晴れ間には右手に伊吹山を眺めながら山頂を目指しました。時折、耳に入ってくる「ポオ〜〜ッ」という蒸気機関車の汽笛の音。この冬三日間だけ走るSL北びわこ号C‐56の汽笛でした。どうりで電車内にカメラを持った人達がたくさん…。

何度も何度も雪に足を沈めては踏ん張りヘトヘトになりやっと小谷山頂上に到着!辺りの雪を踏み固めて、ちょうどお日様も顔を出してくれ気持ちよく昼食もいただけました。

積雪や時間の関係もあって予定していた六坊跡、山王丸、小谷城跡本丸へは向かわず登ってきたルートを引き返すことに。帰り道は雪も踏み固められていることもあって少し楽に下山出来ました。それでも何度も何度も雪に足を沈め転倒しないようにと、踏ん張る力もなくなってゆき、「ズボッ!」「きゃっ!」の声も次第に「ズボッ!」「あはは〜っ」っと笑い声に…(大笑)

みなさん何度も転倒しな雪山がらも雪の柔らかさに助けられて怪我もなく無事に清水神社前に戻ってくることが出来ました。帰りの電車からは西陽に照らされ輝く伊吹山に見送られて、大阪駅に到着。解散後は数人で楽しい楽しい反省会へ向かったのでした。   

                                                       記 古谷勇二郎


寒いけど昼食は美味しいかった?実は参加者の中におにぎりが冷たくなっている人。アイデアで弁当にホッカカイロに入っている人もおる 。
  
雪深いつらいさを皆で励ましながら頂上に着いたのを笑顔で記念写真  
 帰りは追手道コースを下って下山するつもりでいましたが、距離が長く時間もかかるので戻る事に。
  戻る 関西ハイキングサークル